主婦のどさ回り〜柴又編〜

持ち物の生前整理と、下町暮らしと読書日記

畳で暮らす3週間目

柴又に来て3週間が過ぎた。
朝は帝釈天の鐘で起き、夜は帝釈天の鐘で夕餉の用意を急ぐ。

当初の予定では受験を控えた下の子と私の二人暮らしだったのだが、予定外に上の子も同居することになった。2DKに親子3人。収納は台所と押入れひとつ、必然的に家具は増やせない。

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自分は絶対にミニマリストにはなれないと思っているけれど、部屋の都合で最小限にものを絞る生活をするほかはない。
小さいもの、何通りにも使えるもの。
白いもの、素直なデザインのものなどなど。
目に余る雑多なものはセリアのボール箱や旅行かばんに押し込んで、どうにかこうにか暮らしている。


バッグとか財布

かばんのなかみってやつが流行った時がありましたね。
中味があまり入らない鞄は面白みがないかもしれない。

とりあえず私のいつものスタメン
遠くも近くもこれとiPhone5、ガーゼのハンカチくらい。
女子力ないから化粧直しませんし。

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花粉症になったらティッシュを大量に持ち歩かなきゃいけないんだろうなあ、なりたくないと思っております。




箱ティッシュ問題


某プレミアムなPB製品の白い箱ティッシュを愛用してきたが、箱の紙ゴミや買い置きが場所をとることを煩わしく思っていた。

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このティッシュに変えることにした。外箱がない分コンパクトで、買ってくるのも楽。でっかいポケットティッシュのようなもの。
難点はこの外観か。

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手ぬぐいで包んでみた。
コンパクトなプライウッドのティッシュケースを手に入れるまでの一時しのぎのつもりだけれど、わざわざ買わなくてもいいような気もしてきた。




洗剤ボトル問題

洗面所で圧倒的な存在感を醸し出す洗剤などのボトル。
パッケージの破壊力について、数年前にこんまり氏の著書で考えさせられて以来、とりあえず我が家では洗剤ボトルの外側のラベルは全て剥がす。

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左は某プレミアムなプライベートブランドのコンパクト洗剤ボトルだが、中身は徳用アタック詰め替え。
右はそのアタックのボトルだが、中身はコンパクト柔軟剤。同じメーカーの製品で蓋も同じサイズだったため、柔軟剤の水色のボトルから透明蓋だけを拝借してアタックの緑のとチェンジした。

プライベートブランドのボトルを二本用意してラベリングも考えたのだが、ラベリングしても朝6時には頭がぼーっとして洗剤と柔軟剤を間違える気がした。砂糖と塩を間違えるごとくに。

というわけで、あえて形状の違うボトルにしてラベリングせずに、掴んだ感触でそれとわかるようにしてみた。

洗剤については長らくセスキ炭酸塩、柔軟剤はクエン酸にアロマオイルで代用していたのだが、夫の仕事服を洗濯するにあたってセスキや天然アロマでは色々なアレを落としきれないことに気づき、結局地球に厳しい選択をすることになった。

年末年始読書記録


あけましておめで…


新年通り越して節分も近いと言うのに何をか言わんや。

捨てたもの写真をずっとさぼっている。
写真を撮っているうちに、どうも恥ずかしくなってしまった。
過去の捨てたもの写真を遡ってみるにつけ、ああこれを手放すのではなかった…と後悔したことはただの一度もない。
何も考えずにものを買い、あるいは買い与え、結局は捨てることになってしまった自分の浅はかさを恥ずかしく思うばかりだ。中にはきちんと買ったなりの役割を果たし、役目を終えて手放したものもあるにはある。できうるかぎり、ものとの関わりが常にそうあって欲しいと願う。

さて、最近読んだ本のまとめを怠っていたので、ここらで一度リセット(スマホの中の本のデータや写真の整理的な意味で)したいと思う。

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世界一美しい団地図鑑

日本のような団地が世界中にあるかどうかはさておき、九龍城写真集のような構造断面図を見るのが好きだ。
昭和から平成までの団地の構造、立地の変遷、実際の間取りなど。
ほとんど団地の社宅に長らく住んでいるので興味深かった。

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ヴァロットンの版画集

モノトーンの美しさ。

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自然葬のススメ

タイトル通り、樹木葬や散骨、もっとも金のかからない直葬などについてかかれている。私は将来家に仏壇を置く予定は皆無なので、参考になった。

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日本懐かしアイス大全

自分が子供のころ大好きだったマルチパックのグリコのアイスは掲載されていなかった。メロンフロート。ミニセレで一時期復刻版が出ていたと聞いてショックを受ける。宝石箱とか、もう一度食べてみたい。

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ねじの回転

古典的ホラー。
この小説の前日譚は映画化されていて、中学生くらいの時テレビで見て嫌な気持ちになった。

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子供たちは森に消えた

有名なシリアルキラー、アンドレイ・チカチーロのドキュメンタリー。
当時のソ連の政策によって被害者を無駄に増やすことになった。
サスペンス小説風味で読みやすい。

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ボクは坊さん。

ほぼ日のサイトはほとんど見たことがないのだが、そこで連載していた実録僧侶エッセイ。携帯着メロが般若心経だったらびびる。

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特別料理

これを読んだあと、アミルスタン羊というワードがごく身近で小規模な流行を見せた。絶品料理を出す隠れ家的なビストロの店主は厨房をけっして見せない。間違ってもその秘密を知りたいと願ってはいけない。

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ランドスケープ・クリエイション2

ジオラマの本。
いつか挑戦したいと思っている。
そのためにも物を減らさねば。

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田中智のミニチュアコレクション
田中智のミニチュアワーク

ミニチュア2連発。
まず写真を見て、実際のスケールを知った瞬間気が狂いそうになる。
米粒にお経を書き込むより目がアレになる本。


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世界をひとりで歩いてみた

タレントの真鍋かおり氏の旅エッセイ。
世界というほど広範囲に旅をしているわけではないが、いい大人になってから初めてひとりでなんでも処理しなければならない状況にぽんと放り込まれた、著者の悪戦苦闘につい感情移入してしまう。

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凄い!ジオラマ

ジオラマ本2冊目。
空き缶の作り込みテクニックなど、そこまでやらなきゃこのリアルさが出ないのだなあと感心するばかりだ。

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自分をいかして生きる

たぶん自分をいかして生きている人たちについて書いてある本。意識高いよ!!
それはともかく、なんとなくでも自分が何かの役に立つ仕事を、いつもして生きていきたい。