主婦のどさ回り〜柴又編〜

持ち物の生前整理と、下町暮らしと読書日記

捨てるもの④

捨てると片付けるは別々にした方がいいらしいのだが、適正量にたどり着くまで片付けないでいたら結局適正量もわからない気がする。

先週から引き続き捨てる。
この社宅は、週二回家庭ごみの回収が来る。また写真を撮らないで捨ててしまったものもある。

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IKEAの羽枕。
一度洗濯したのだが、乾かすのが難しい。なんとなく生乾きの匂いが残って使う気がせず、捨てる。


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畳んであるけれども、インド綿のカーテン。
洗面所の入り口に目隠し替わりにかけていた。ふわふわして素敵なのだが、風でめくれる上透けるので目隠しの役割を果たさない。処分。

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ダイソーで買ったバケツ。
夫の実家に帰省したとき、小物を洗うため間に合わせに買った。クリーム色の本体に茶色の取っ手が、今は好きではない。つけおき洗いには洗面器を使えばいいので捨てる。

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当時の私に様々な霊感をもたらしたと思われる、暮し系の本。
去年からの一年で150冊ほど本を処分した。それだけ購入したということだ。
十分自分の知識となるくらいに読み込んだと思うので、これらも古本屋に行ってもらう。


シンプルな暮らしというのは、厳選した好きなものだけに囲まれる暮らしというけれども、好きなものがたくさんある人はどうするのだろう。うちの家族は4人いて、それぞれの好きなものも必要なものも全て尊重したら、結局部屋はごちゃごちゃとしたままだ。
もちろんそれが悪いということでもない。人が心地よいと感じる空間は、その人その人で違うものだ。
ただ、ホテルのようにこじんまりと清潔な部屋に暮したいと思うなら、好きなものを厳選するというよりは、自分の手に負えないものはすっぱり諦めることが必要になってくる。
先だって捨てた鉄の燭台はかれこれ20年以上も大事にしてきたけれども、和蝋燭を社宅で使う機会もなく、使ったからといって素敵な空間になるわけでもなく、私には使いこなせないアイテムなのだと気づいて、好きだけれどもお別れをした。後で後悔するかと思いきや、晴れ晴れとした気持ちになった。