主婦のどさ回り〜柴又編〜

持ち物の生前整理と、下町暮らしと読書日記

レンタル屋でジャンルで迷う


現実逃避したい時、主婦はDVDを借りに行く事がある。
恋愛ものの映画を見てやろうと思う。
笑えて泣けて最終的にはハッピーエンドでスカッと爽やかなやつがいい。
そもそもハリウッド映画には大なり小なり恋愛要素はつきもので、アクション大作はドカーン!悪は滅びた!アメリカ様の勝利だぜヒャッハー!ヒーローとヒロインが衆人環視の中でブッチュウ!なので恋愛映画と言えなくもないのだが、そういうのではなくて恋愛をクローズアップしたちゃんとした恋愛映画を主婦は見たいのだ。ところが笑える恋愛映画はコメディに、泣ける恋愛映画はヒューマンドラマの棚にあったりもする。官能サスペンスが恋愛映画の棚に配置されていることもあるので気をつけなければいけない。いったいあれのジャンル分けは誰が決めているのか。
そして恋愛映画ではたまに地雷を踏むことがある。


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古今の鑑賞後うわあ、となる映画にまつわるエッセイ。
トラウマになるという事は、それだけインパクトがあるとか、作品に突出した何かがあるという事でもある。一概にいやーな映画を集めてみましたということにはあたらない。
かなり詳しく粗筋も書いてあるのだが、既に観たものも、観てみようと思ったものもあって楽しめた。

因みに私のトラウマ恋愛映画は『日蔭のふたり』。
何があっても二度と観ない。観ないよ。